月別アーカイブ: 2015年11月

まちだ女性創業スクールにアドバイザーとして参加してまいりました。

IMG 8381

今日は、まちだ女性創業スクールのビジネスプラン発表会でした。

自分の想いを形にしたいみなさまが、学び形作ったビジネスプランを16プラン伺いました。
一人当たり3分ほどのエレベーターピッチ(という発表手法)よりも短く、質疑応答も3分というスピーディーな発表。

最初に私もちょっとおまけで5分の時間をいただき、自分の事業についてお話させていただきました。
この短い時間での発表を行うことって自分の事業の本質を見つけるのにとてもいいトレーニングだと思います。

今回の自分も、またどう話したら伝わるかなと発見がありました。

そして参加のみなさまのプラン、お一人ずつの想いが本当にまっすぐでこれからどんどん試行錯誤して世に出て欲しいなと感じました。

やらない後悔よりやった後悔!

とお話させていただきましたが、本当にこれ。
やってみたら何かが見える。

マインドマップのトニーブザンのいう「TEFCAS」モデルですね。
まずトライする。

自分自身にも振り返りと、いい刺激をいただく時間でした。
参加という機会をいただけてありがとうございました!

マインドマップ活用でジーンズソムリエになりました

先日、「ジーンズソムリエ」というものになりました。

ジーンズソムリエというのは、こちらに詳細がありますが少し引用します。
https://www.k-fc.com/js/

国産のジーンズが誕生し、約50数年。目まぐるしく変化するマーケットの中で、流行に左右されず、長く愛着をもって着用できるアイテムである“ジーンズ“その奥深さ、魅力をもっと多くの方に伝えるプロフェッショナルを育成するために『ジーンズソムリエ』は誕生しました。

というようにジーンズの魅力を伝えるプロフェッショナルという資格です。

我が家では夫が国産ジーンズ愛好者であり、通勤も全てジーンズで行っています。そんなことからもジーンズ情報をチェックしていたらこの資格を発見したようです。

実は、昨年二人で受験したのですが、私はあっさり落ちてます(笑)というのも、勉強時間わずか1日半・・というか数時間。まともにテキストも読んでいない状況でした。マーケティングや陳列など販売に関することがメインかと思って、その部分はかつて勉強していたので大丈夫だろーなんて思っていたら、甘かった!(笑)結構細かいところも出ていたんです。もう、問題みて超滝汗です・・・

ということで私は不合格。夫はもちろんマニアの知識とコツコツ勉強で合格していました。

 

今年はどうしようかなと思ったのですが、せっかくだしリベンジすることにいたしました。

とはいってもそこまでがっつり勉強する時間はありません。そんなときでも大丈夫なのがマインドマップ!私は勉強のときは、とにかく手を動かさないとだめ。そして図も書かないと覚えられません。

まずはマインドマップに全体像をまとめます。そして各単元別にまとめて、図はそのまま手書きします。黒一色なのは、どこでもいつでも時間ができたらささっと書けるように。いわばマインドマップ風なものでザクザク書いていきました。

ジーンズソムリエMM1
全体像です。

ご覧いただくとわかるように、内容は・・・

  1. 綿の種類やどこ産のものが多いか
  2. 紡績(糸にする工程)
  3. 織、
  4. 縫製と加工
  5. ジーンズの種類
  6. 販売時の陳列や販売方法

と、結構広範囲です。

ジーンズソムリエMM3

ジーンズソムリエMM3

ジーンズソムリエMM24

これらは一部ですが、このように視覚的にみてわかるように書いていきました。

特に、紡績、織、縫製と加工あたりはまったく知らなかったのですが勉強してみたら面白かったです。

勉強期間はトータルで1週間弱、一応やりたかったところは一通りできました。昨年と違い問題見てホッとした当日。最後の論文も丁寧に書きました。

そして待つこと約1ヶ月・・・・無事に合格証書をいただいたのでした。

IMG 7405
今までもジーンズ+ジャケットも多かったのですがこれからは、もっとその比率を高めてジーンズの魅力を伝えられたらいいなと思っています。

まちだ女性創業スクールに思う5

まちだ女性創業スクールのスタートに合わせて自分の起業、いやこれまでを振り返っているシリーズ 最終回のその5です。

まちだ女性創業スクール外

その1では、会社員を辞めてからフリーへ。そして起業へ向かおうとするも別のことを始めるまでを。
その2では、創業塾を受講したこと、そこから経営の勉強を始めた経緯
その3では、経営の勉強を始めてからひと段落するまで
その4では、自分で仕事をしようと決めてから会社を作り今までのこと

について書いてきました。

その5は最終回として、いろいろとやってきて感じていることと、これからのこと、について書いてみたいと思います。

自分のことになりますが、2015年になり、今までのいくつかのお仕事を手放しました。

というのも私にとって春夏秋冬理論という12年周期のライフサイクル論で今はスタート時期、冬2年目のタイミングでもあることから、改めて自分自身の価値をどう活かすか、組織として動かしていくにはどうするかということを考え仕組み作りを行なっていきたいと考えました。

次の収穫時期には私も50代半ばになります。
ここで丁寧に育てるものを作り上げたいなと思ったのです。

4,5月といくつかのお仕事をこなしながら、考えて考えておりました。

6月くらいになり、さていろいろと仕掛けていくよ!と思ったところで、強制的にストップがかかりました。

というのも、体の不具合が見つかり検査ばかりの毎日に。

もしかしたらすぐに手術かも・・と言われていたこともありお仕事を入れることができなくなっていました。

ここでわかったことは「体が資本」

特に私は一人でやっているので、自分が動けなくなると途端に何もできなくなります。
そしてストレスが一番体に悪いし、うまく付き合うことが私たちには必要だということも。
ストレスを受けるも受けないも自分次第であるのですが、受けた時に流すことも必要。
体にためないことが何より健全な思考と体に一番大切なんだなとしみじみ感じました。

今年の春先に考えていたことも主体的な社員を作ることで、それを深めていくと「誰もが幸せになるための取り組み」につながっておりました。

さらに今回のことを受けてストレスマネージメントのために自分が体験して効果があると感じた取り組みを広めるための事業の準備を進めています。

起業について振り返ってみると、当初は誰かや何かのせいにしていることが多かったと思います。
15年経ってみると、誰かや何かのせいにできることはないということがわかります。そして誰かや何かのせいにしていると運も向いてこない。

若い時から趣味の仲間は経営者が多く、会社員のころも経営者300人以上の前でお話をさせていただいたり、数百名の集う会の企画運営をしてきたり、その場をまとめる役をしてきたことから経営者の方々との交流は人一倍ありました。

そのみなさまに共通しているところが、誰かのせいにしないこと。そしてみんなエネルギッシュで前向き。おべんちゃらを言うわけでも、取り繕うでもなく、本音を受け止めて本音で話す。

そういう方が多いように思います。自分で考え自分で決めて自分で動き始める。周りを巻き込む暑さを自分の中に持っていること。

起業ではありませんが、かつてとある著名な方の会社に入るかどうかでその著名な方との面接までいきました。ほぼ入社で決まっていたのは、そこまでの当たり障りのない会話から推察できます。最後に「この会社でやりたいことはなんですか?」と聞かれました。

その時にいろいろやりたいことはあったのですが、「何を言えば正解だろう?」と考えてしまい何も言えなくなってしまったんですね。

今考えるとなんでもよかったんだと思います。稚拙でも、壮大な夢でも。

起業の理念を大きな船だとするならば、そこに乗る人はその理念をわかってさらに自分の夢をそこに重ねて行ける人が最適であることは今ならわかります。
この答えに答えられなかった私はこの船に載せるにはちょっと不安を感じられたのでしょう。
結局その面接はそこまで行って落ちました。その一言が出なかったからだと後に気づきました。

思いを表現することは本当に大切なこと。
何年かかかってわかってきたことです。

女性が仕事をするというと家族と切り離すことは難しいですよね。私自身は実家にいるときからフリーでやっていたので、実家からはなにも言われませんでした。

パートナーは、やりたいようにやっていいと言ってくれているし実際見守ってくれているのでひたすら感謝です。

家事もできる時にはやるけど、できない時にはやらないし、土日も事務所に出て行ってしまったりしています。その反面、相手に合わせられるときは合わせることや、一緒の時間を作ることは意識しています。同じものを食べて、同じ空間でコミュニケーションすることはとても大切なことだと考えているためです。

ここまでいろいろ書いてきましたが、この15年。その前も含めると大学時代から仕事をし始めたので25年。高校時代の郵便局のバイトですでに事務方を経験し、電話の応対や集計表の作成をしていたので、そこからスタートするならもう30年です。

 社会人として働いている中で、半分がフリーになってからになりました。振り返るとつまづくことばかりですし、すっ転ぶことばかりですが、それでも楽しく毎日生きています。

やってよかったなー!って思うことしかありません。

今、町田で様々な事業で起業している仲間達と一緒にいられる環境になって、一人で抱え込まずに相談できる仲間や先達、プロフェッショナルな方とのつながりは本当に贅沢だと思っています。

そして仲間の話を聞いても誰一人として同じルートで起業した人はいないし、起業してからも同じルートの人はいないんですよね。

自分の道を自分で作っていくことが幸せなのかもしれません。

自分もまだまだ成長中ですし、楽しく新しい取り組みもやっていきたいと思います。今回の振り返りはとてもいいきっかけになりました。

ここまでお読みいただいた方がいたらありがたいです。

来週は、まちだ女性創業スクールの最後の日。事業プラン発表の日です。
私はアドバイザーとして参加させていただきます。

どんなプランを伺えるのか楽しみです。自分の経験がお役に経つようにアドバイスできるようにがんばります。

まちだ女性創業スクールに思う4

まちだ女性創業スクールのスタートに合わせて自分の起業、いやこれまでを振り返っているシリーズその4です。

まちだ女性創業スクール外

その1では、会社員を辞めてからフリーへ。そして起業へ向かおうとするも別のことを始めるまでを。
その2では、創業塾を受講したこと、そこから経営の勉強を始めた経緯
その3では、経営の勉強を始めてからひと段落するまで

について書いてきました。

その4では、自分で仕事をしようと決めてから会社を作るまで
を書いてみたいと思います。

 

中小企業診断士の勉強をひと段落して、自分の仕事をしようと決めました。
幸運にも、経営者の方を中心とした個人セッションや、会議のファシリテーターとしてポツポツと声がかかるようになりました。

これは、マインドマップやフューチャーマッピング(全脳思考)でご一緒した方、そのつながりでおつきあいのある方や、ご紹介などでいただいたものがほとんどです。

1つのお仕事を、その時の自分の全力で丁寧に続けていく。

ただそれだけでした。
時には、そう見られなかったこともあるかもしれません。

それでも自分が精一杯やったということは一番大切なのかなと思っています。

 

具体的には、2010年の末くらいからコンサルティングとセミナー講師ということをメインにしています。
2011年震災の地震酔いなどの影響もありましたが、

・コンサルティング活動
・定期的なセミナー
・音場~oTo Bar〜というBARイベントの開催
・毎週月曜日朝7時からのACIMの勉強会
・シェアリビングの経営に参画

など、人の集まるところのコーディネートや講師をするようになっていきました。

ただ、安定はなかなかせずドタバタと日々駆け抜けるような状況でした(苦笑)。

そして2012年からは経営者コミュニティの企画運営などのお世話役としてのお仕事をいただきます。共同経営していたところからの卒業もこのころです。実業に集中していこうと自分の中でまた一つスイッチが入った年でした。

このあたりから対企業のお仕事が多くなってきましたし、前職で培った「顧客との関係性を作り、さらには顧客の幸せを追求することで経営状態を良くする」という現在の取り組みが見えてきました。

顧客との関係性を高めるには、社内の関係性を良くすることが必要不可欠なため社内教育も受けるようになってきます。

 

法人化のきっかけはもう一つ。
2012年に訪れたミャンマー。同行した女性経営者のみなさまがしなやかに、楽しそうに仕事を進めながら時にはチームに任せて視察旅行へ出かけている。そんな様々なやり方を自然にされている姿を間近に見て自分もそうありたいと思うようになったことがありました。

 

自分で責任を持ち、さらに活動を広げていくために2013年年初に法人化しました。
現在3年目、4期目です。

法人化して、しばらく友人の持つ都心の会議室を間借りしておりましたが、この年の11月に町田の元事務所を拠点として現在に至ります。

振り返ってみると2011年、2012年くらいからはコミュニティの企画運営に注力しつつ、2014年くらいから徐々に会社としてどのように動くかを模索してきました。

2014年には、セミナーもまた少しずつ復活、東京、大阪だけでなく香港での開催もしました。

金銭的には、2010〜2011年は安定しませんでしたね。
0ではないけど、派遣や、業務委託いただいた時と比べるとかなり収入は落ちました。
この数年でそのあたりの水準は超えられたことからも、自分自身ひとつの山を越えたのかなと感じていました。

 

なんて思っていたら、今年に入ってまた一つ切り替えのタイミングのようなことが起きました。
次はそのことと未来のことについてまとめてみたいと思います。