まちだ女性創業スクールに思う1

昨日は、入居している町田新産業創造センターでまちだ女性創業スクールが始まりました。

まちだ女性創業スクール外

仲間の株式会社ROX 白岩さんが、起業の先輩としてコーディネーターの辺見さんと対談をされるということでお邪魔してきました。 白岩さんの話や、キックオフセミナーの吉田さんの話を聞いて本当に起業のタイミングやきっかけって人それぞれだなぁと実感。

昔をいろいろ思い出したのでちょっと自分の記録として書いておきます。

私は、会社員として働いていたのは5年くらい。
大学時代から接客インストラクターとして働いており、そのまま大学を出ても働いていたので就職活動からの新卒という経験はありませんでした。

会社員として働いていたのは20代後半。入社してすぐから5カ年計画の大きなプロジェクト(顧客満足度を高めるためのプロジェクト。この経験が今に至っています。)を担当し、一区切りした年は30になるタイミングでした。

このまま続けるなら本当に気合を入れてある程度の役職も数年したら見えてくるだろうけど、うーんと悩んだんですね。
頭で考えたら、到底他の人がしないような経験をしてきた20代。このまま追求していくことが自分の道と思って進むこともできた思います。

ただ燃え尽きかけていたんですね。多分。
いろんな要因もありますし、そもそも自分のものの見方だったと今はわかるのですが、当時は常に不満だらけでイライラ。タバコの本数も体重も増え続ける毎日になんか違うなぁとイライラ(笑)思っていました。少し次の人にバトンを渡して少しゆっくりしたいなーっていう気持ちが強くなってきて何かするならこのタイミング!と30歳になることをきっかけに会社を退職しました。

半年くらいのんびりして、フリーのITインストラクターとして活動を始めたところから個人でのお仕事がスタートしています。
今年で15年目。途中で派遣社員をしたりした時期もありましたし、業態を変更しながらここまできましたが、10年続く個人は10%という話を先日聞いたのでなんとかそれはクリアできてきたようです。

法人にしてからはまだ3年目。
今年はいろいろあり危機的状況もありましたが(笑)なんとか越えて、新しいことに着手できそうです。少し育てていくことも考えていこうかなと思い始めました。

はじめて起業という形を考えたのは実は相当昔です。フリーのインストラクター時代に高齢者向けのパソコン教室をやりたいなと考えて女性向けの創業スクールに行ったところから始まっています。

そう、まさにまちだ女性創業スクールのようなところからスタートしているんです。

そもそもマーケティングの部署で、戦略的に顧客満足度を向上させて売り上げを上げるための仕組みを作っていた私が、なぜITインストラクターになったかということに疑問を持つ方もいるかと思いますので少し説明します。

子供の頃からプログラミングをしていて、ずっと理系でプログラマー志望。うっかり大学は物理学科になったものの、パソコンを早くから使っていたため、会社でIT化が進むおりにもさほど苦労なくソフトを使うことができていたのに加えて、激務だったためどんどんITスキルが上がってきて、部内・社内ヘルプデスク的に周りのかたに教えていました。
また退職を決めた頃に初級システムアドミニストレーターの試験を取っていたことも有効だったと思います。この資格も学生時代に情報処理技術者試験の勉強をしていたので、仕事の合間に勉強することで1度の受験で取れたのはよかったです。

パソコンの実務知識+学生時代からやっていた接客インストラクター=ITインストラクター

という形で道が開けました。

ITインストラクターのお仕事はかなり向いていたようで、いくつかの固定教室のお仕事と単発のお仕事をいただけるようになりました。某銀行の副頭取室に行く誰にでも声がかかるわけではないような対エグゼクティブのお仕事もいただいたこともありました。5センチヒールが半分くらい埋まっちゃうような絨毯を経験しました(笑)

その時の固定の教室で高齢者の方々と接しました。

14,5年前の話です。
マウスを持てば、画面につけるかた、テーブルが足りないの〜!とおっしゃる方いろいろなんですが、何かできるようになるたびに喜んでもらったり、時には自習してこんなことができるようになったの!と見せてくださるかたなどたくさんのかたと交流させていただきました。

こういうみなさんともっと仲良くなりたいし、お役に立ちたい。

というのが高齢者向けパソコン教室をやりたい!と思ったきっかけでした。

このビジネスを形にしようと女性向け創業スクールに行ったというわけです。

しかし、このビジネスを形にはせずに、派遣社員になり、なぜか経営の勉強をするようになるのです。

・・長くなったのでこの続きはまた次に。

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20名を超える方が受講される今回のまちだ女性創業スクール。
終了後は、1Fペダラーダさんで親交を深めているグループも拝見し自分の昔を思い出していました。

私は実践編の最終日、ビジネスプランを発表しようという会にアドバイザーとして参加予定です。
ご参加の皆さまのビジネスプランを伺えることが今から楽しみです。