カテゴリー別アーカイブ: コミュニケーション

不機嫌とご機嫌の経済効果

今日はライブに行ったので都心へ出かけました。

少し早くついたのでお茶でもと思って少しうろうろしたのですが、カフェが軒並み満席だったので、早めに開いている居酒屋に入りました。

そうしたら、そのお店の店員さんが、まー不機嫌でびっくりのレベルです。

普段なら1杯飲んでさっと出てしまうところですが、楽しみなことがあるし、1時間はいられないしというくらいだったので、まぁいいかとそこで軽く飲みましたが、もったいないなーと思いました。

店員さんが、ご機嫌だったらあと数品は頼んだし、また来ようと思ったかもしれないわけです。

少なくとも心の中のもう行かないリストには書き加えられなかったはず。
私たちより後に来て、1杯飲んで出て行った人たちもいました。
もったいないよー!

もしかしたら直前にイラっとすることがあったのかもしれないし、何かやんごとなき事情があったのかもしれない。

けど、それは私たちには何の関係もないことで。

 

居酒屋さんとかに行くときは、仲間とでも家族とでも一人でも、滞在している間、美味しくて楽しい時間を過ごしたいわけです。

それらを提供する気がないなら、商売としては別の形にすればいいのになーと思うわけです。

 

逆にご機嫌だったら売り上げもリピート率も絶対上がるはず。

 

不機嫌で失っているもの、案外大きいのではないかなと思った出来事でした。

私たちも同じですよね。
明日からまた新しい週が始まります。ご機嫌に参りましょう!

言葉に温度が加わる時

メールもメッセージも好んで使う方ですが、やはり実際に会って話すと色々違うなと思う。毎回。

同じ言葉が表情やイントネーションによって全く意味の違うものになるし、それは概ねプラスに働くことだったりする。

言葉だけだと温度がなく時には冷たく感じるものが、実際に発せられる音になることでそこに温かさが加わるような。

場所の持つ空気やそこから出される雰囲気も言葉を補完する。

そこで初めてわかること、体感できることが沢山ある。

そんな理由から、直接お会いしてお話ししてから仕事を始めることを大切にしています。

言葉に温度が加わる時、関係性が芽吹く時なのかもしれない。

仕事を通してそんなことを考えました。

もちろん、どのような関係性でも同じですね

シナリオ不要のプレゼン資料の作り方

先日プレゼンしてきたのですが、その時ご一緒した他の登壇者の方と話をしていて、プレゼン資料の作り方は独特なのかな?と思ったので、もしかしたら役立つ方もいるかもしれないと思って書いておきたいと思います。

話のきっかけは、一言一句書いたシナリオを私は持っていないということから。
私は講座の時もシナリオは作りません。
スライドを見ると話す内容が思い出されるからです。

という話をしていたら「えー!」と驚かれたのでなんでだろうと考えてみました。

 

話す内容は事前にだいたいの流れを決めてあるのですが、これが一番キモになると思います。

流れの決め方

  1. マインドマップでアイディアを発散させ
  2. マインドマップで順番を整え
  3. フューチャーマッピングで流れを決める。

0から考える時は、最初はただ単語やイラストをイメージの赴くままに書き殴ることも多々あります。

2010年MMA2

要素をマインドマップでがーっと書き出します。
「要素」というのは、言いたいこと、キーワードのようなものです。

バラバラに書くこともあれば、考えられる幾つかの項目に分けて書き出し、後から順番を考えます。(上記1,2のあたり)

次にプレゼン全体の流れをFuture Mappingで作ります。(上記3)

こうすることで、プレゼンの流れが完成します。

最後にその流れの中に要素を組み入れていきながら見せ方や図を入れ込むのですが、プレゼンの流れをイメージしながら作り込むため、作りながら脳内では何度も何度もプレゼンの練習をしていることになります。

プレゼンでも講座でも同じですが、次の発表や研修の内容は常に考えています。
プレゼンの順番と、デザインとをイメージしながら。そうすることで、完成時には人前で話すイメージと内容が出来上がっている感じです。
私がお伝えしているマインドマップとフューチャーマッピングはこんな風に使うこともできるんです。記憶にも残るのでとてもパワフル!

 

また伝えるためには、その場によってどんな言葉を使うかを変えることが必要になります。
そのために一言一句原稿にするということはしていません。
もちろん、必ず言わなくてはならない内容を覚えておくということは絶対です。

自分では意識しないことでしたが、他の方に言われて気づくことっていうのもあるものですね。
当たり前にしていることでしたが、自分で確認できてよかったです。
何かのヒントになればもっと嬉しいです。

わよみの個人セッションとは?:その3

わよみの個人セッションについてまとめているシリーズです。

その1:どんな方にどんなセッションを提供しているかの基本情報を主に

その2:セッションの進め方の導入部分

とまとめてきました。

今回は中核部分。セッションのメイン部分です。

セッションの進め方2:未来を描く

その2でヒアリングをしながら、セッションの目的とその本質を探し出すということを行うと前の記事で書きました。
まとめてみると、
セッションの目的というのは、目の前にある引っかかっていることを解消すること。
目的の本質というのは、その引っかかっていることを解消して何を得たいのかという未来につながるもの。
になります。

例えば、
ダイエットしたいという思い。これは血圧が高いとか、いろんな数値がやばいという目の前の問題を解消するための方法です。綺麗になりたいから、欲しい服が着たいからという理由もあるでしょう。
なんで正常値にしたいかと掘り下げていくと、「正常値になる→健康になる→元気でやりたいことができる→笑顔で毎日楽しく過ごせる。」
もしかしたら、「正常値になる→痩せる→かっこいい服が着れる(綺麗になる)→モテる。」
かもしれません。

この事例では、痩せる(正常値になる)ということが目的で、ダイエットはその手法。
真の目的は毎日を元気で楽しく過ごしたい。モテたい。というような未来
になるのです。

 

ここでセッションのメインの部分。
真の目的に対して、具体的にどうやって取り組むかを一緒に作り上げます。

ここからはテーマによって使うツールが異なります。 今回は一番使うことが多いフューチャーマッピングを使って未来への取り組みを具体化していくことについて書いてみます。

フューチャーマッピングとは、利他の心を用いることで視点を高め、自分の今までの枠を楽々超えてしまうプランや理念を作ることができるパワフルでイノベーティブなツールです。

フューチャーマッピングのオフィシャルサイト

オフィシャルサイト内でのファシリテーター紹介 大田知美のページ

このツール、生み出された時は「全脳思考」という名前でした。 私は2010年から正式にファシリテーターとして個人セッションや企業での会議などで使っています。 徐々にヨーロッパ、中国、そしてアメリカと世界でもアンテナ感度の高い人が使い始めフューチャーマッピングという名前に変更された日本発のすごいツールなのです。

私自身、初期からファシリテーターとして関わり丸5年。かなりの数のフューチャーマッピングチャートを書いておりますが、驚くようなアイディアが出ることに加えて、実現度の高さがこのツールのすごいところだと思います。

FM概念図 001

(フューチャーマッピングの概念図)

簡単に説明してみると、
誰か一人を幸せにするための物語を創っていきます。 創った物語には、目的を達成するための行動のヒントが隠されています。これは深層心理とストーリーが持つ力を使った手法です。

 

先ほどのダイエットの事例で説明してみます。
ダイエットの手法を考えていくときに、誰かを幸せにするための物語を考えていきます。
このとき、ダイエットのことは忘れてしまって大丈夫です。

その物語から具体的な自分の手法や行動計画などを現実と結びつけながらどのようなダイエットへのアプローチがあるかを発想していきます。
出来上がったときには、自分オリジナルのプランが完成しているというわけです。これがとてもパワフル!です。

このチャートを書く時に、最初のヒアリングの時間が役立ちます。 ヒアリングの時間は言うなれば、チューニングを合わせている状態。 ハーモニーを作り上げるのがこのチャートを書く作業。

私がフューチャーマッピングのセッションの時に気をつけていることはただ1つ。

「自分の見えている未来だけが絶対ではない」

と、常に思うことです。
少し具体的に説明してみます。
物語を書いているときから、私たちファシリテーターは「あっこれはこういう意味になるのかな?」と、具体的なダイエットの手法について考えることができます。これはファシリテーターとしてのトレーニングや、それまでの経験によって培われた能力とも言えます。
その考えの方向にクライアントの方を誘導するということができてしまいますし、無意識にそちらに誘う方もいます。(自分がクライアント側になった実体験から)

答えが欲しい方にはそれでいいかもしれませんし、それもファシリテーターの色だと思います。
誘導したり自分の見えているものを強く表現することについての是非を言いたいわけではありません。どのような形であっても、その場にいる人たちが欲して選んだ結果であるので是非ではないというのが私の立ち位置です。

様々な形がある中で私は、クライアントの方がご自身の中から答えを見つけることが重要だと考えてセッションをしていますし、時間がかかっても見つけることはできると信じています。
そのため自分が感じたことを押し付けないようにと意識しています。

これは自分自身がファシリテーターに強く誘導されたと感じたセッションを受けた後に、なんだか自分の未来ではないような気がして、せっかく時間をかけたそのセッションで見えてきた内容についてやる気がなくなったというもったいない体験が元になっています。

ご自身から生み出すため、深く思考が必要なテーマの場合には時間がかかることもあります。
今までの経験則で、時間がかかってもその後の進みやすさは格段に違いますし、驚くほど大きくしかし本質的な結果につながり、その後が加速することがほとんどです。

ファシリテーターとして「自分の見えている未来を軽々と超える未来がこの場に出現する」と信じきっているんです。
だって、誰もがすごい可能性を秘めていて、私はそれを生み出すお手伝いをさせていただくだけなんですもん。

今回は手法の概要と、心構えについてまとめました。
自分を活かして、未来を創りたい方のお手伝いができたらとても嬉しいです。
詳細とお申し込みはこちらから

http://wayomi.com/personalsession

 

わよみの個人セッションとは?:その2

わよみの個人セッションについてまとめているシリーズ。

前回はどんな方にどのようなセッションをしているのかという基本的な部分をお伝えいたしました。

わよみの個人セッションのベーシックな部分について書いているその1こちらから

今回はセッションの進め方の最初の部分についてです。

セッションの進め方:その1ヒアリング

まず最初にお互いの近況や現状を含めて様々な話をお伺いします。世間話という感じかもしれません。この時間、不要だとかつて言われたことがあるのですが、やっぱりあった方がしっくりそのセッションが進むと実感して普通の会話をかならず楽しんでいます。

不要だという方と必要だと思う自分の違いも数年いろいろやってみてわかってきました。
その話しは最後の方にまとめます。 

そして具体的な内容に入っていきますが、初めての方には生い立ちからお伺いすることも。
今も過去も未来も繋がっていて、お互いに作用しあっているものなので、特に大きな目的や人生のテーマを探るような場合には時間をかけていろいろなことを伺います。

どんな子どもだったか。
何部にいたか。一番思い出に残っていることは何か・・などなど 

伺いながらマインドマップにまとめていきます。
話しながら、気づくとマインドマップに自分史がまとまっているというわけです。 

621

自分のマインドマップ(少し古いものですが・・)

 

またこうやって見えるころには、セッションの目的の本質も少しずつ見えてきます。

この時間に私の話もすることはあります。 これは対話を通して、クライアントの方にご自身の目的を深めていただくためにその時々で必要かな?と感じることをお話しします。一見なんのつながりもないようなことなのですが、視点をずらして思考の塊をほぐす時に必要なことにつながることが多いです。
とはいってもテクニックとして使うというより自然の流れの中でお話ししていく感じです。

さらなる効果として、私のことも知っていただくことで、お互いのチューニングを合わせていくという効果もあるようです。

ヒアリングに時間をかけることで、お互いに理解と信頼が深まっていき次のステップに役立ってきます。

傾聴するところは傾聴します。
しかし形だけの傾聴や繰り返しの確認ではなく、もっと自然にクライアントの方に寄り添っていきたい。
そんな思いから今の形になってきました。

先日はこのヒアリングを通して当初「◯◯円の売り上げを達成する」という目標であったものが「社会性のある新しい事業で◯◯円の売り上げと◯◯円の利益を達成する」というより高い視点での目的であることが見えてきました。
(一部一般的な表現に変えてありますが、もっとご本人に寄り添う形の文言になります。)

時間にして1〜2時間。

いよいよ次のステップです。