私が関わるファシリテーションは0から1、無から有を生み出すものがほとんどです。
生み出す時ってするりと産めることもあれば、難産な場合もあって、どちらがいいとか悪いではなくそれが必然であるということはお産を考えてもわかると思います。
私はできるだけ自然にその場の中にあるものを取り上げたいなといつも思うんです。
その流れの中で自分が「こうかもしれない」と感じることは多々あるのですが、それすらも一度棚にあげておきます。そうでないと、『自分が感じたことが全て』となってしまい、それは自然に産み出されることとは異なるものだから。
テクニック的に、自分が思った方向に場を誘導して進めることはさほど難しいことではないのです。見えていない時に、見えているものをふとだすと、大概の場合「あ、そうかもね」と多くの人の意識がそちらに向くので。
誘導せずに、メンバーから産み出すように待つのって
意外と辛抱強くないとできません(笑)
こういうプロセスで産み出されたものは、その後大化けするものが多いんです。
関わった人が主体的に動くから。だと思います。
そんな進め方なので、2時間や3時間と言う時間制限がある場合には、出るかもしれないしでないかもしれないことと、ただ未来へのヒントは得られますということを必ずお伝えします。
時間制限がない方が自然に産まれる気がします。
午後からずっと的な感じでしょうか。
企業だとなかなか難しいですが半日くらいは未来の為に時間を取るとかなり良いものができる確率が高まります。
あとは手法になれるなら何度か回数を重ねるか。
書いていて助産師さんのような仕事の仕方だなってちょっと思いました(笑)
「自然に子供(アイディアや事業プランなど)を産み出すお手伝い」
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