自分の考えを言えない人が一定数いる。
ということをを今日、Twitterでみて思い当たることがあるなーと思った。
個人セッションでもコンサルティングでも
「どうしたいですか?」とか「どうなっていたいですか?」という抽象的な質問をすると
答えられない人が、一定割合でいるんです。
これは結構以前から気になっていることでした。
なんでだろう?
- 答えがあるものしか考えない
- 自分の意見は言わない(言っても仕方ないと思っている)
そんなことなのかなと推察するのですが、かつて聞いたことがあって衝撃的だったのは
- 考えたことがないからわからない
というものでした。
自分がどうしたいかわからない
って結構怖いことだと思うんだけど。
というか、人生の決断を何度もして来ているはずだし、そこには「どうしたい」があると思うんだけど、どうも「その時進める1番いい(と言われている)ものに行くだけだから考えていなかった」ということのようなんですね。
あーなるほど!と少しわかって来ました。
小学校中学校が公立だとして、高校から公立でも私立でも選ぶことになるけど、そこでは自分の学力でいける一番いいところを選んだと。(おそらく費用面で公立私立は選んだんでしょう。)
さらに大学に行くときも、自分がいけるところで一番いいところを選んだということなんですね。多分。
就職も同じ感じで来ていたらそりゃ考えないわ。
やりたいことのために学校を選ぶ、やりたいことが変わったらどうするか都度考える。
行き詰っても同じ。毎回考えながら進んで来た人と、そうでない人、
思考の力には差がでるよね。
よく講座や研修でもお話するんですが、これからの時代、知識ではなく知性、すなわち思考を高めて何かを生み出す力が必須になる時代。
自分で未来を描いて(イメージして、考えて)、どうしたら実現できるか考えて実行する。
そんなことが必要だと思います。
まずは未来をイメージすること、何をしたいかを考えること、苦手な人は考え始めるといいんじゃないかなと思いました。
今日自分が何を食べたいかをしっかり考えて選ぶことっていうのも意外といい訓練です。
私が毎日「笑顔の選択」と。って書くのはそんな意味もあったりします。
マインドマップも考えることにはとっても有効なんですよ。