男女のあり方や男尊女卑について考えることがニュースでも身の回りでも続いています。
・土俵上で人命救助した女性への「女性は土俵からおりてください」と言ったニュース
・今日は相撲協会がちびっこ相撲に女子を参加させないように要請というニュース
・モデルや女優の方の告発
近しい人たちとの会話でもこれまで男性に受けたことについて表面化することが増えているように感じます。
国際女性デーのこの記事にも書いたけど
私は常々不思議に思っていることがあって。
- 未だに男尊女卑があることが不思議
- そもそも男女どちらもいないと「人」という動物は種として生き残れない
- 全ての人間は女性から生まれて来ているにも関わらずなぜ「性差=優劣」のような考えを持つのか
そんなことを子供の頃からずっと思っていたのですが、ここにきて「そもそもなぜ男尊女卑という思考と行動が始まったのか」ということに興味がでてきました。
いろいろ調べて見るとこの本にもヒントがありそうなので少し読み始めて見ました。厚み5センチ弱、さらにまぁ細かくて読みづらくて情報量の多いこと。
でも嫌いじゃありませんよ。こういう本は。
読み始めてどこかに出てくるのかなーなんて思っていたら、序論の時点で男女のセクシュアリティとジェンダー論が繰り広げられます。
ホルモンについて、交わるか殺すかのテストステロン、関わることのオキシトシンという差。
これらは生物的進化の過程に由来する。という話からスタートして、男尊女卑の元になった家父長制について。家父長制も必要に迫られてこの制度ができたことであり、単なる強者弱者という話だけではなさそうです。
そして現在はそのシステムは不要なものとなり、これからはその時代から成長して抜け出すことが必要であるという話になります。
さらに先にはどんなことが書かれているのか楽しみです。
仕事の合間に少しずつ読んでいます。
「そもそもなぜ男尊女卑という思考と行動が始まったのか」についての答えはまだ遠そうですが、継続して調べて行きたいなぁと思っています。
ちなみにこの本は1996年の本。もう20年経っています。
その頃はもう男女雇用機会均等法もスタートしていたはず。
にも関わらず、いまだにこんなことがクローズアップされている。
おまけに今までやっていたことまで「女性だから」で制限される。
という時代から遅れているところか後ろを向いて全速力で走っているようなことは一体なぜ起きているのだろう。前を向いてシステム変えていかないと。
どちらがえらいという議論でもなく、尊重しあうこと。という視点でシステムを構築していくことが必要だと思うのですが、そういう論調をあまり聞かないことが残念です。
自分からそういう行動、態度で過ごすこと。そしてこうやって思ったことは(稚拙な書き方でも)発信すること。
まずはここから。できることから。
またこの課題については学び調べ考えて書いていこうと思います。
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