月別アーカイブ: 2017年1月

岩合光昭さんの写真展に行ってきました。

 

この年始年末で開催されていた岩合光昭さんの写真展。小田急百貨店の3店、「新宿店・町田店・藤沢店」の展示を全て見てきました、それぞれ違うテーマのほぼ同時開催でした。

実は、町田店は2度見ているので「コンプリート+1!」です。

町田店ではトークショーとサイン会にも参加して、撮影秘話や握手もしていただきました。

岩合さんは、サインの前に目を見て「こんにちは」と挨拶をしてくださいます。
そしてサインの後に握手をしてくださるんです。もちろんその時にも目をみて。

まっすぐな力のある目に自分もまっすぐ進もうと気合をいただいました。

トークショーでのお話の中で、1枚撮るのに、1つの番組を作るためにかかる時間と忍耐力の話も聞いてから見るとまたその1枚のすごさがわかります。

1カットに7時間待った話は心に沁みました。そのカットをテレビでみていたからひとしおです。

 

癒されながらも力をもらう。ありがたい時間でした。

ネコ好きな人にはお勧めです。

新宿店は終了しましたが、町田店・藤沢店は9日まで。

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今年初めに自分の在り方を見つめなおせる一冊「一汁一菜でよいという提案」

最近とてもとても気になるお一人が土井善晴先生です。

以前はきょうの料理での後藤アナウンサーとの絡みで、お茶目だけども厳しい巨匠という印象が強かったのですが、ちょい住みを拝見し「きちんと生きる」ことを実践されていて伝えようとされている方なのかな?と少し見る目が変わりました。

そう感じたところででた本がこちらの「一汁一菜でよいという提案」です。

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質素だけど見窄らしくない。表紙に本質を感じ、現物をみてすぐに手に取りレジに直行しました。

拝読して思ったのは、土井先生は料理の枠組みでの巨匠ではなく、人生そのものを真っ当に生きることを伝え、少し歪みかけている今に警鐘を鳴らしている方だということです。

決して高いところから「こうしなさい」というわけでなく、私たちに寄り添い、現実の中でできることを、こうやってみたら?と優しく指南してくれています。

中に書かれていることは、もっと楽でもいいよ。理論的にも大丈夫。と、安心させてくれることばかり。でも簡単でいいよというテクニックではありません。

一汁一菜とはただの「和食献立のすすめ」ではありません。一汁一菜という「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だと思います。(「一汁一菜でよいという提案」より)

この言葉の通り、生き方そのものについての本だと思いました。

少し脱線しますが、常々これでいいのだろうかと感じることがあります。
家庭の普段のご飯を作るのがなんで女性ばかりなのかなーということです。
買い物してご飯を炊いてお味噌汁を作ってということは、生きる素地として誰もができて当たり前のことだと思って生きてきたのですが、どうも世の中そうではないらしい。最低限の家事と料理は人として生きる素地なのにとずっと思ってきました。

もちろん時には外食や他人に(対価と引き換えに)お願いすることや、家族の中で不得意な部分を支えあったりすることもありだと思いますが、日常を営む要素にこれらが入ってこない今の在り方が少しおかしい気がします。

そんなモヤっとした気持ちを明確にしてくれた一節がこちら

私たちは日頃、ご飯を食べることを「食事する」と簡単に言いますが、そもそも「食べる」ことは「食事」という営みの中にあることで、単に食べることだけが「食事」ではありません。食べるとなれば、家族のだれかが買い物をして材料を用意する・・・・(中略)・・・その食べるための行為の全てを「食事」と言います。(「一汁一菜でよいという提案」より)

この引用にもあるように、食べることは誰でもするのに、その行為に関わることが全員ではないということ、生きるために必要なことに役割分担をしすぎていたり、さらにこの役割が軽んじられているように感じることに違和感を持っているのかなと今のところは思っています。

 

今回取り上げたところだけではなく、歴史的な背景や外食と家の違いなどが、石川九楊さんの言葉や他の学識者の考え、具体的な数値による比較等で土井先生の考え方がより深く理解できるように書かれています。

私たちの在りようを振り返り、未来のためにもう一度シンプルに進んでいこうと後押ししてくれている本。もう宗教や思想の本とも言えるのではないかと思います。

「生きるは食。育むも食。」

そんな言葉が浮かびました。

今年一番最初に紹介したい本でした。ぜひ。

 

そしてタイムリーにほぼ日で土井先生と糸井さんの対談が公開中です。
これがまだ素敵で。こちらもぜひ!
http://www.1101.com/doiyoshiharu/2017-01-01.html

おかげさまでわよみ5年目に入りました。

弊社は本日より本格始動です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

そして昨日で法人化して丸4年となりました。
ここまで続けてこれたのもご縁ある皆さまのおかげだなぁと感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

30歳の時からフリーでの仕事を始め、今年で17年目になります。
12年目に、思うところあったことと、お客様より後押しもいただき法人化をして、丸4年。
その間に今までの働き方ができなくなるようなことが起きたりもしましたが、それもまた未来へのヒントとして、試行錯誤を続ける日々です。

そんな中、記念の日に素晴らしいプレゼントが届きました。
昨年、小学校での親子授業にマインドマップをお伝えする機会をいただきました。
その感想のお手紙と、子供達が描いたマインドマップです。

「なんだろうな」と思ったけど、覚えていくうちに「これすごいな」と思った。
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自分で何がしたいかわからなかったけど、わかりやすくなってうれしかった。
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なんて嬉しいお手紙でしょう!

またこれからも頑張る元気をいただくことができました。

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今年は数年来の試行錯誤を形にすることが目標です。

元旦の太陽と共に、今年も一歩一歩進んで参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017年は手帳の入れ替えからスタート!

昨年は5月くらいからほぼ日手帳のカズンを使うようになりました。

ほぼ日手帳のカズンを使うようになった経緯はこちら

手帳のこと(2016→2017)

 

この記事の最後に書いた「4月始まりの手帳を1月に戻した経緯」からはじめます。

弊社の事業年度が4月からということもあり、4月から新しい手帳にするのでもいいかなと思っていました。
特に、交通費を税理士さんに報告する時など、自分の行動を見返して一覧にしてお渡ししているのですが、その見返す時が2冊の手帳にまたがってしまうと面倒だしなーなんて思っていました。

しかし!
今回カズンにしてからサッカーの試合に行ったチケットやその他のチケットなども貼っておくようになったのです。これがまた見返すと、どんな試合だったか、どういうイベントで自分がどう感じたかなど、とてもよくわかるのです。

となると、Jリーグの開幕が2月末。終わるのが11月。というスケジュールを考えると、4月始まりだと微妙にサッカーのシーズンがまたがってしまう。

さらに、私は手帳に星の動きを書いているのですが、それも1月始まりでの情報提供が多く、いくつかの情報を転記するタイミングが分かれてしまうのも面倒。

などの理由から1月始まりにしました。

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入れ替え完了!カバーは岡本太郎さんのものを継続して使います。

今年は元旦の5:30ごろ目が覚めたので、新年最初の自分の時間。
手帳を入れ替えました。必要な情報はほぼ転記終わっていましたがスケジュールの転記確認や、2017年に向けてのことをじっくりと考えたり。
2016年の手帳に記しておきたいことなどを終わらせることができました。

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こちらが古い方と新しい方。
厚みの違いも一目瞭然 ↓

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半年くらい使っての左の厚みです。言うほどでもないかな。
個人的にはあまり貼りすぎると重くなるのと書きづらくなるのでほどほどにしています。
1年分貼ったらまた違ってきそうで楽しみです。

手帳のこと(2016→2017)

年が明けました。手帳を新しくした方も多いと思います。
はい。私もその一人です。

今までにも、手帳のことは何度か書いていますね。

2016年の手帳についてはこちらで書いています。

2016年の手帳:もちろんActionPlanner

アクションプランナーはもう本当にいい手帳です。大好きです。
ですが、ひとつなかなかうまくいかないところがありました。

打ち合わせなどを行う時に、議事録等を取るためのノート等を別に持ち歩く必要がありました。それをみてまた手帳にTo Doを予定として組み込みます。
アクションプランナーは、ToDoという考え方をせずに全て予定として組み込んでいくというのが基本の使い方としてあるのです。

打ち合わせ中にすぐにそれができればいいのですが、なかなか立て込んでいる時などそうもいかないことが多く、結局別の紙に書くものの、その紙をどう整理するかということがこの数年の課題でした。

Evernoteに放り込んだり、写真を撮ってみたりといろいろ手を尽くしましたが、もう1冊にまとめるのが早いのではないか?とは薄々感づいていたのです。

さらにはバーチカルという形では週単位で考えがち。そのため長期的な流れが滞ることがありました。定期的にマンスリーをみてはいましたが、月単位でのバランスを確認したいなと思ってもいました。

そう思っていたところ、昨年の4月始まりのほぼ日手帳で岡本太朗さんの絵のカバーが発売されると知りました。そこで思ったのが、アクションプランナー+ほぼ日手帳(オリジナル)という使い方です。

A5のカズンのカバーをアクションプランナーで使い、打ち合わせメモにオリジナルサイズのほぼ日手帳を使えばいいじゃないか!と考えたわけです。見開き一カ月のページも付いていますし。

そしてシルバーのオリジナルサイズのほぼ日手帳とA5サイズのカズンのカバーを購入して、上の使い方で使い始めたのですが、ですが!

オリジナルサイズ(文庫本サイズと同じくらい)だと、書く量が足りませんでした。あちゃー!!!そこには気づかなかった!

実は、ほぼ日手帳のカズンは発売と同時に一度試しているのです。
その時は、他の荷物も重くて手帳までこんな重いの持ち運べない!と、自分で切り離したら持ちづらくなってそのまま使わなくなったのでした。

なのでカズンを持つことに苦手意識があったのですが、自分のよく使っているノートとアクションプランナーの重さなどを足して比較してみると大差ないことがわかりました。

だめならまた考えよう!と思ってほぼ日カズン1冊にまとめるプランを試してみることにしました。

そしてやってきたのがこの2冊。

エネルギー高まります。
実は手帳の購入を決めた時期にこんな写真も撮っていました。

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昨年は5月の連休明け、11日からほぼ日手帳のカズンを使い初めています。
最初は試行錯誤でしたが、12月の終わりまで上記した使い方

  1. バーチカルで予定の管理
  2. 月間カレンダーで全体の調和
  3. 一日1ページには打ち合わせ内容やその日に考えたことなど

という使い方でうまくいっています。

さらに6ヶ月が見開きで見える年間インデックスでは、毎日やりたいことなどを項目作ってチェックボックスとして使ったり、何をしたか一目でみたいことを集計したりという今までにない使い方も見つかりました。

という経緯から2017年もほぼ日カズンを使う予定です。
4月始まりを使っていたのに、1月始まりに戻した経緯はまた次回に・・・

続きはこちら

2017年は手帳の入れ替えからスタート!