身につまされたこと

尊敬する、そして大好きな経営者の方の話を伺ってきました。

大変なご苦労をされながらも、様々なことにチャレンジされ、元の事業に戻ってきた時に今までとは違うやり方を提案されてそこから今に伸びてきたというお話でした。(ざっくり)

  1. 最初の苦労の元になったのは業界を狭く見ていたからで、もっと広い視点を持てばよかった
  2. 様々なチャレンジも足元を見ていなかったから
  3. 元の事業に戻ってくるという話も経営幹部から出たことで自分ではどうかなぁと思っていた

という社長の反省のようなお話をたくさん伺ったのですが、それぞれ

  1. 最初の苦労の元になったのは業界を狭く見ていたからで、もっと広い視点を持てばよかった
    → 当事者の時は難しいと思うし、そこで最初の決断ができたのもすごい
  2. 様々なチャレンジも足元を見ていなかったから
    → 歩み続けたエネルギーはやっぱりすごい
  3. 元の事業に戻ってくるという話も経営幹部から出たことで自分ではどうかなぁと思っていた
    → 独断でやらない!と決めることもできたはずなのに、周りの声に耳を傾けられたこともすごい

と私は感じました。

何より、大変な時に団体活動に関わると「仕事をしている感」で満たされるからそちらに逃げがち。そうすると社内にいる時間も減って会社はどんどん悪くなる。というお話が、あぁ自分のことを言われているようだと思いました。

私のように、小回りが効くタイプは、様々なところからお声がけいただくことが多いのです。
今は、法人会と商工会議所に所属しており、いくつかの経済団体からお声をかけていただいている状態です。メインの活動は法人会ですが、やろうと思えばいくつでもいつでもできるわけです。

でもやっぱり本業で形にしたいことや、どうやって形にしようか考えていることがある今、自分の事業に費やす時間をしっかり取りたいし、取らないと先に進めないなということを、今回のお話で身につまされました。

もちろん人との交流から生まれるものもたくさんあるわけで、そのバランスかなと。
団体活動が、自分の存在の拠り所になっていては本末転倒だということを意識しておきたいと思います。

 

会の後の懇親会?交流会?は、とても暖かな場で、少し表現がおかしいかもしれませんが健やかな気持ちで時間を過ごすことができました。

(まさか帰りに足を痛めるとはこの時はつゆ知らず・・・・)