シナリオ不要のプレゼン資料の作り方

先日プレゼンしてきたのですが、その時ご一緒した他の登壇者の方と話をしていて、プレゼン資料の作り方は独特なのかな?と思ったので、もしかしたら役立つ方もいるかもしれないと思って書いておきたいと思います。

話のきっかけは、一言一句書いたシナリオを私は持っていないということから。
私は講座の時もシナリオは作りません。
スライドを見ると話す内容が思い出されるからです。

という話をしていたら「えー!」と驚かれたのでなんでだろうと考えてみました。

 

話す内容は事前にだいたいの流れを決めてあるのですが、これが一番キモになると思います。

流れの決め方

  1. マインドマップでアイディアを発散させ
  2. マインドマップで順番を整え
  3. フューチャーマッピングで流れを決める。

0から考える時は、最初はただ単語やイラストをイメージの赴くままに書き殴ることも多々あります。

2010年MMA2

要素をマインドマップでがーっと書き出します。
「要素」というのは、言いたいこと、キーワードのようなものです。

バラバラに書くこともあれば、考えられる幾つかの項目に分けて書き出し、後から順番を考えます。(上記1,2のあたり)

次にプレゼン全体の流れをFuture Mappingで作ります。(上記3)

こうすることで、プレゼンの流れが完成します。

最後にその流れの中に要素を組み入れていきながら見せ方や図を入れ込むのですが、プレゼンの流れをイメージしながら作り込むため、作りながら脳内では何度も何度もプレゼンの練習をしていることになります。

プレゼンでも講座でも同じですが、次の発表や研修の内容は常に考えています。
プレゼンの順番と、デザインとをイメージしながら。そうすることで、完成時には人前で話すイメージと内容が出来上がっている感じです。
私がお伝えしているマインドマップとフューチャーマッピングはこんな風に使うこともできるんです。記憶にも残るのでとてもパワフル!

 

また伝えるためには、その場によってどんな言葉を使うかを変えることが必要になります。
そのために一言一句原稿にするということはしていません。
もちろん、必ず言わなくてはならない内容を覚えておくということは絶対です。

自分では意識しないことでしたが、他の方に言われて気づくことっていうのもあるものですね。
当たり前にしていることでしたが、自分で確認できてよかったです。
何かのヒントになればもっと嬉しいです。