姿勢について

姿勢と辞書を引くと

ひとつめに「からだの構え方」
ふたつめに「(比喩的に)物事に対する時の心の持ち方。ゆきかた。態度。

とあります。

今日はどちらかというとふたつめ。物事に対する時の心の持ち方。について最近思ったことを。

 

仕事で関わる人、プロジェクトで関わる人に時々「凝り性ですね」とか「こだわりますね」、はたまた時には「頑固ですね」なんて言われることがあります。

いやまぁその通りなんですけど、それこそ姿勢ではなかろうかと思うのです。

 

プロデューサー的な、全体をみてコントロールする立場のことが多いのですが、委ねて任せっぱなしにできるところはもちろんありますが、コンセプトが狂いそうなところはどんなに細かなことでも妥協はしません。

なぜならその細かなところ一つ一つに魂が宿ると思っているから。

当たり前といえば当たり前ですが、意外とその基準って人によるんだなと思うことも多くて。

 

会社員時代には、数百人向けのカンファレンスでの発表とその資料の作成、印刷物の製作(原稿集めから校正まで)、動画の製作では撮影から音入れの立会い(徹夜・・・)、その他グッズの製作、イベントの準備や当日の運営、独立してからも資料作成、Webの立ち上げ、新規サービス、イベントの運営サポートなどいろいろやってきましたが、比較的作業をこなすということではなくて、前例がないところから何かを作り出すということが多いです。

なぜここで手を抜く(もしくは徹底していない)んだろう!!って思うことが結構あって、その裏面もわからないことはないのですが、全体をみている人、クリエイティブ側がよしとしたらそのクオリティがチームの色になるということがあるのでこだわるのです。

書いていて気づいたことは、私が関わる時はその企業、団体、チームというもの、そのものが自分であると思って関わっています。
そう考えられない時は基本的には関わりません。関わったことにはとことん関わるし本気。

妥協しない部分で頑固って思われて引かれることも時々あるけど、やっぱり徹底して作ったものが対外的な評価も高いし、人が動いてくれるエネルギーを持っていると思います。
よどみのないアウトプット。

 

あーだこーだやっている時はとても心も体も消耗して、もー無理!と思うことも多々あるけどやっぱり妥協はできないんですよね。自分だけのことじゃないから。

 

どこを向いて、どんな体の姿勢で、仕事に向かうのか。
全ての仕事は丸見え。

これからもまっすぐ姿勢良く行きたいと自戒をこめて。