私がお伝えしたりお手伝いしている「お客様満足度をあげる」ための取り組みは、目の前のことを考えても、未来を考えても、利益に繋がる活動なのです。
満足していないものにお金を出し続けるお客様はいないのですから。
ということがなかなか伝わらないというか感覚的に持っていない会社や人が多いなぁと感じることが多々あります。
時々考えるなぜかということを書いてみます。
売り上げの観点から
ありがちなのは
お金を産む活動=営業活動=新規のお客様と契約すること。
が第一義とされてしまっており、その後の定着についてはあまり重要視されていない社風。
当たり前のことですが、今いるお客様の満足度を上げることは、顧客のライフタイムバリュー(生涯価値)を高めるための活動であり、お金を産む活動であるのです。
人的・金銭的な取り組みへのゆとり
CS(顧客満足度)を高める活動がCSR的なもので、余力あっての活動と思われているという可能性。
これも上記、売り上げと同じことで、会社のパワーを注ぐ必要がある部分です。
顧客=エンドユーザー?
たまに言われるのはエンドユーザーに直接取引しないから、うちの会社は必要ないということです。
なんともったいないことでしょう!
どのような形(B to BだろうがB to Cであろうが)顧客は顧客。
お客様のために何ができるか考える。品質や商品だけの時代はすでに終わっています。
少しあげただけでも顧客満足度を高めるということは、営業活動でもあり、提供している商品価値を高める活動ということがお判りいただけると思います。
「投資」でもある活動なのです!