こんにちは。大田知美です。
先日、クラウドファンディングで頼んでいたものが我が家に届きました。
そこで感じたことを今日は書きたいと思います。
届いて開けてみると紙が入っています。触れてみるとそこそこの厚い紙です。
「これはお礼のメッセージかな。
いい紙を使っていたりして気が利いているなー。
封筒に入っていないのは、数も多くて大変だろうし、でも折れ曲がらないようにして入れているのはいいなー」
なんて考えて裏が上を向いていたその紙を持って見てみると
・・・・「納品書」
えぇぇぇ!!!
The 納品書!
ってくらい機械的かつどこにも何にもメッセージもないただの納品書。
クラウドファンドとは、未来を共有してそこにお金を出すということだと思うんです。その商品を作りたいという想いに共感し、自分がその商品を使う未来をイメージして楽しみにする。だから先に支払いをする。その結果商品かされるというようなお互いに幸せに未来を構築していくものだと思います。
その結果が出てきた商品が送られれてくるときに、なんのメッセージもない!
いいんです。メールやサイトでのお礼があるから。という考え方もできますが、やはり箱を開けた時の高揚感の中で見るお礼とは質が違うものでしょう。
ここでメッセージ性のあるものが入っていたら多分次のプロジェクトも応援すると思います。逆にないことで、単に先払いで商品を購入しただけという意識になりました。
これはもったいないです。
おそらく、発送業務は別の場所で行われており(場合によっては外注)、そこのシステム的に例外を加えることは難しい、ということなのでしょう。しかし1枚の紙を入れるだけで次につながる。お客様、いや仲間の共感度が上がるのに。本当にもったいない!と感じてしまいました。(しつこいですが本当にもったいないのです!)
あぁもう、呼んでくれたら指摘するのに!改善策も出すのに!むしろ一緒に産み出すお手伝いをさせてもらうのに!
私の仕事の一つはこういう視点をお伝えすること。
中にいるとあたりまえになってしまい見えないことを外から見て指摘して現状でできることから進めていき満足度や共感度を上げることで商売もうまくいくようにする。
まだこの重要性をわかっていない会社も多いんだなぁと感じました。まだまだお手伝いさせていただけることがたくさんあるなぁと思いました。
すべての仕事はお客様のため。提供するものが良くてもあと少しの配慮でもっとその提供するものが良く感じられる。そしてお客様からファンになったら、その商品、会社を大切に思ってくれる。誰もが幸せになるかたちです。
視点を追加するだけで、こんなことが可能になる。そして全ての人が幸せになる循環になる。そんなお仕事でももっと声をかけていただけるように発信していきたいと思った出来事でした。