今まで講座や講演、会合の司会など多くの方の前で話すことをたくさん経験してきました。スタートは10歳くらい。って考えると35年くらい話していることになりますね。その中で最近気づいたことがあるので書いておこうと思います。
人前で話をしてきた振り返り
人前で初めて話をしたことを振り返ってみると、初めて人前に立ったのは、小学4年生とか5年生くらい。
集会委員というものになり、朝礼台の上に立ち全校生徒の前でレクリエーションをしたり、整列を促したりということをしていました。全校生徒40人×6クラス×6学年=1440人(5クラスだったとしても1200人)
高学年、低学年に分かれての集会でも500人の前で立っていたことになります。
今の仕事にも関連するのかもしれないなー!
中学校では生徒会や学級委員を少し、高校でも学級委員をやりながらバンドで人前で演奏することを体験し、またバイトで問い合わせの電話にで始めたのも高一から。
高二から始めた接客業では、大学生の20歳ごろから接客インストラクターとして集合研修の講師を始めました。40人くらいの集合研修でインストラクター育成を担当したり、初めてバイトをする人たちの教育を数百名にわたって行いました。
会社員になってからも300名を超える経営者の方の前で経営方針の1部門を担当させていただいて1時間などの長い時間お話したり、数十名の官僚の方向けにインストラクションをさせていただくことがあったりと、なんやかんやと人前で話をし続けてきています。
人前で話す時のコツとは
もちろん発声や滑舌、姿勢、動き方に目線の配り方・・・・
というテクニックやノウハウもあります。
しかしそれ以前の大きなコツがあるなぁと思ったのです。
何がコツかというと
「失敗したらどうしよう」
とか
「うまくやらなきゃ」
という雑念を捨てること。
話すテーマがどうやったら伝わるか、ということだけを考えて注力します。
ネガティブな結果にフォーカスしないこと。
すなわち他人の目を気にしすぎないこと。とも言えると思いますし、
今の自分を引き受けるということかもしれません。同じことだと思っています。
もちろん、外見的にどう見られるかを考えて服や髪型、メイクをすることは当たり前のことですが、あとはただ本質に集中すること。
これが本当のコツだと思います。
失敗したらどうしようと思うのであれば、自分で考えられる失敗をシミュレーションしておくと対応できていいと思います。様々なパターンを考えておくと安心もしますしね。
ここに気づいてからは、変に緊張もしなくなりましたし、その分準備と当日に注力できるようになりました。
35年に渡って人前で話をしてきていろいろ失敗しながら体感で気づいたことを書いてみました!