20代の後半、ストレスから胃潰瘍になったり手の湿疹が酷くなり手袋生活を余儀なくされたとか、そんな理由から食養についていろいろ本を読んだり実践したりしていました。主に玄米菜食やマクロビオティックを実践していました。
その頃知って、なんとなーく体がスッキリしない、特にこの春の季節にたまに作るのが「ごぼうの梅煮」
体に溜まったものを出しやすくしてくれる、ちょっとずつ食べていくと気づくと軽くなるそんな感じのものです。冷えも取れるシンプルだけど強力な味方です。
今回、Facebookに投稿したら意外と反響があったので作り方と経過を書いておきたいと思います。
材料:ごぼう、梅干し、水
作り方:
- ごぼうを洗い7,8センチに切ります。今回はかなり太めのごぼうだったので縦に4つに割りました。細いごぼうの時は割らずにそのまま作ることもあります。
- ごぼうの量や梅干しの大きさに応じて梅干し1,2個と、切ったごぼう、全て隠れるくらいの水を鍋に入れて火にかけます。
- 最初は中火くらいで沸騰させ、沸騰したら弱火でコトコト煮ていきます。
- 4,5時間くらいから食べられますが、12時間くらい合間を見て加熱するとごぼうの甘みと梅干しの酸味がじんわりでて果物のようになります。40時間という説もありますが、その辺はお好みで。
注意:
- ごぼうのアク抜きはしないと味が濃いめ。するとあっさりした仕上がりになる気がします。今回は少し古いごぼうだったので軽くアクを抜きました。新鮮なものの時はそのまま煮ることも。
- 水がなくなったら差し水をします。
- 蓋はせずにアクを飛ばす感じで煮ます。
完成したものがこちら。
以下、煮初めからの経過を写真とともにお伝えします。
煮始め
7時間経過
10時間くらい経過
12時間経過
完成
12時間越えるといきなり色も味も変わる気がするので、自分的には12時間〜15時間くらいを目安に作ります。
一回に食べる量は2,3本くらい。体が欲していたらもう少し食べてもいいかもしれません。陽性が強い食べ物なので冷えたりした時にも最適。
私は真冬よりこのくらいの時期、まだ花冷えするような時期に食べたくなります。
今は冷房などでも一年中冷えている人も多いはず。時間はかかりますが、のんびりと煮てみては?常備菜としてもお酒のおつまみにもいいですよ。
そうそう、私は元々お肉(牛と豚)が苦手なため、菜食傾向は強いのですが何でも食べています。自然の流れに沿った食生活は大切ですが、厳密にやろうとしすぎるあまり目の前にある食べ物を選り分けたりすることにも少し違和感を覚えてきました。
入るものを厳選することと同じくらい、元々人間が持っている排出機能を高めることも必要ではないかなと思うようになりました。
なので今は、出されたものは嫌いなもの以外はなんでも食べますし、運動や半身浴も併用して排出しやすい肉体にしておくことにも気を配っています。
外食も多いので今のやり方が、今の私には合っているようで、厳密にやっていた頃より体調もいい感じです。
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