自分の思考のクセってありますよね。
細かいことはさておきよく言われていて、自分でもそうだなーと思うのは
女性はプロセス思考が強く、男性は結果思考が強いということ。
もちろん、どちらも兼ね備えている人もいるし、男女が逆の場合もありますが、ここでは一般論として。個人的にはその傾向はかなり強いように思います。
私もかつてはプロセス思考でした。
全て時系列に話して全てのポイントを知ってもらわないと結果について(それがうまくいっていようが悪い結果であろうが)共感してもらえないと思っていました。
やって来たことに対しての追体験をしてもらって、体験を共有して、結果を理解してもらいたいというのが主な理由であった気がします。
しかし、仕事の世界では目標がありそこに至る道筋は無数にあるわけで、その結果をまずは共有する。そして次の策を考え進むという思考が必要とされています。
そうプロセスはあまり意味を為さない。
しかし、幼少のころから全てを聞いてもらい結果を言うという世界で生きて来たのに、そうじゃないと言われても最初は???となるわけです。私はなりました。
わからないというより、「自分の思考の否定=自分が否定されている」というように感じてしまったのですね。
そんな私が、「論理的でわかりやすい話し方だよね」と言われるようになり、「論理思考とコミュニケーション」というお題で話をさせていただくことも増えました。
何があったのか。
様々なプロジェクトや仕事を経て、自分が意思決定をすることが増えるにつれ、結果と先への対処が何より欲しい情報であることはわかるようになりました。
しかし、自分が発言するときに結果から話すことができるようになるまでには一筋縄では行きません。長年の思考のクセとそれに則った話し方をしていたわけですから。
思考のクセ、思考回路を組み替えて自分の行動に落とし込む必要があるわけです。
それが自然にできたのはマインドマップを書くようになったからだと思います。
マインドマップって、放射状に外に広がっていく形から思考を発散するツールのように思われます。もちろん発散にはパワフルに使えます。
しかしそれだけではなく、構造を考えてまとめたり集約していくことにもとても向いているツールなのです。
テーマに合わせてどのように分類するかを考える、論理思考でいうフレームワーク。一番いいフレームワーク(主題と副題のような感じ)はどれかを考えて、そこに合わせて思考を広げるということは論理思考そのものなんです。
よく、何か聞かれたら「3つの理由があります。」と先に言ってから話すと言われますが、その3つ(4つでも5つでもいいんですが)に分類するということが、マインドマップを描いているとやりやすくなるのです。
そしてそれに沿って話したり、文章を書いたりするのでわかりやすいと言われるようになるという仕組みです。
話すことが多い人、話していると「もう少し簡潔に」と言われてしまう人、「要点を抑えて話して」と言われてしまう人、などは言いたいことはあって要素もあるけど、組み替え方がわかりづらいだけのはず。
マインドマップでわかりやすい話し方の人になると、それだけ周りとの理解も深まって楽になります。
久々にどなたでも参加いただける講座をしますのでよかったらぜひ。
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