PDCAを回すコツは一つ一つの力を理解すること

PDCAが古いとか、役に立たないとか、いやいや有用だとか

その話はまぁおいておいていいんじゃないかと思っています。

だって、多かれ少なかれやりたいことや達成したい目標があったら

  1. 何を・どうするか考えて
  2. 実行して
  3. 振り返って
  4. 修正する

っていうプロセスはやっていると思うから。

マインドマップの創始者トニーブザンさんはS-TEFCASということを提唱していますが、成功をイメージしてまずやってみて何かを起こす。それを振り返り、チェックして調整して成功に繋げる。という理論です。

まずやってみる

ということが少し違いますが、でもまぁ何をやるか決めることは必要なわけです。

 

 

どの理論が有効かということが言いたいことなのではなくどの理論でもいいのですが、一つ一つを具体的にできる能力がなければ、理論の採用をどれにしても一緒ではないかと考えます。

わかりやすくPDCAで考えてみると

  • P:具体的に計画する力
  • D:実行力
  • C:チェックする力
  • A:改善する力

となります。ちょっと噛み砕いてみると

P:具体的に計画する力

実行するレベルまで具体的な行動を計画できること。
「がんばる」とか「気合いで」というのはもちろん論外ですが、実行不可能な数字を入れるのもこの力があるとは言えないことです。

D:実行力

計画したことを実行する能力。
プランが行動レベルに落ちていればこれができない人は少ない気がします。
できないこともありますが、その場合には次の項目、チェックで修正できれば実行できるような改善へとつながります。

C:チェックする力

大切です。できたかどうかのチェック。
できていなければなぜできなかったのかをみる力。
具体的な数値、できたらパーセンテージなどの方がわかりやすいですね。
それも数字の意味がわかっていないと本質が見えないことも多いと思います。

できないこと=悪

と思い過ぎないこともコツの一つです。

A:改善する力

何を直せば効果的か。ということを見極めて改善することが必要です。
そしてまたPの計画ということに繋がって行きます。

 

これらの力って、他の行動サイクルの一つ一つにも当てはまる(言い方が違う)ことが多い気もします。

自分がどこが得意でどこが苦手かわかってくると、その部分に時間をかけたり、やり方を学ぶことで補完できたりすると思います。