昨日は、コミュニケーションの第一歩として「まず言いましょうよ。伝えましょうよ。相手に合わせて。」ということを書きました。
では、
相手にわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのか
と考えるとこれらのことかなと思います。
- 要点をまとめていること
(話のテーマや概要と求める対応。聞いてほしい、答えがほしい、意見がほしいなど) - 事実と感情や想像を別にすること
- わからないことはわからないということ
一つずつ見て行きます。
1.要点をまとめていること
- なんの話を
- 聞いて欲しいのか
- ヒントが欲しいのか
- 意見や感想が欲しいのか
- 答えが欲しいのか
を明確にしているとわかりやすいです。
そんなに硬く考えなくても
「ちょっと、仕事のこと聞いてくれる?
答えがないのはわかっているんだけど
(意見があれば欲しい/あなたならどうする?など・・)」
とか
「○○について、どうしたらいいのかわからないんだよね。どう思う?」
とか
そのくらいでもいいのですが。
あ、もちろん
「とりあえずだらだら思いつくままに話す」
というのもそれはそれでいいんですよ。
ここで言いたいのは、伝えたいことがあるときという前提がある会話です。
2.事実と感情や想像を別にすること
何かテーマがあるときは特になのですが、
- 事実(こうだった)
- 感情(こう感じる)
- 想像(こう思う)
これが混ざると聞いている方がわかりづらいです。
実はこれは自分の気持ちを安定させるときにも大切で
事実と、事実ではないことを分けて考えることで
起きたことに対して落ち込むとかネガティブになりすぎることが少なくなります。
私は昔、全部ごっちゃに話す方でしたが、分けて思考できるようになりました。
当時を考えると、時系列に話す癖があったように思います。
追体験はできないので、要点をまとめて伝えた方が伝わります。
昔、私はこれがわかっていなかったんですよねー。
できなかった私も意識していたらできるようになったことなので、なかなか自分の言いたいことが伝わらない人は試してみて欲しいです。
3.わからないことはわからないということ
「これはわからない」で終わらせても全然いいと思います。
意見を言うのはいいけど、正解をもっていないことまで無理に何かいうことはないのかなと思います。言われた方もむしろ混乱します(笑)
これは2.で書いた「想像」とも関係する部分ですが、「きっと〜だと思う」ということに裏付けがないものは、わからないということでもいいんじゃないかなと思うんです。
勝手に想像していても、それがいい方向ならば何も問題ないけど、なんかネガティブに考えてしまうことだったらその分無駄なので。
あと、わからないっていうと、わかる人を紹介してもらえたり、いろんな形で情報をもらえるのでお得だなとも思います。
シンプルだけど、伝える時に気をつけること。
少し考えてみるとコミュニケーション楽になりますよ。