文章を書く手順

最近、文章をよく書いています。

お仕事として書くことと、お仕事じゃないこととありますが、責任を持ってやらせていただいているのは全部一緒。果たして自分にできるのか?と思っていたのですが楽しく書いています。

ここ数ヶ月続けてみて、書き方の流れがちょっとわかって来たのでまとめておきたいと思います。

書き方の順番としてはこんな感じ。

  1. ラフ的に、必要要件をがーっと書き出す。
  2. 粗い原稿の形にしていく。
  3. 流れを作り文章として形にする。(まだ粗い)
  4. インタビューなど確認が必要な場合は、確認をお願いする。
  5. 一晩(以上)寝かせる
  6. 完成度を高めた原稿に作り込む。
  7. 原稿のことを忘れる時間を作る。
  8. 最終的な確認をして納品

 

一つ一つ見て行きましょう。

1.ラフ的に、必要要件をがーっと書き出す。

インタビューだったら書き起こし。言ったことをそのまま書くわけではないので、書き起こしながら表現を変えたりはしていくことも。この辺はアウトプットの目的と書式に応じて変えます。
0から書く場合には、箇条書き的に書いて行きます。

このプロセスはマインドマップで書く場合も多いです。

2.粗い原稿の形にしていく。

この段階では文章のところと、(・・・・)みたいにここに何か入れたいというようなことをわかるようにしておく感じです。(・・・・)のところは形容詞だったり、その話を少し膨らませるためにプラスしたいこととかだよーっていうことで自分にわかるようにしています。

この形で、全体の流れがおかしくないかどうか書きながらチェックします。

3.流れを作り文章として形にする。(まだ粗い)

全体の流れを見て、とりあえずガシガシ書いて行きます。

(・・・・)の部分は全部は埋まらないこともありますが、どんどん肉付けして形にしていきます。

4.インタビューなど確認が必要な場合は、確認をお願いする。

インタビューなどで事実確認が必要な場合は、この辺りで一度事実と表現について確認をお願いします。

さすがに、お願いする時は(・・・・)みたいな部分はなしで、そこそこ完成度の高い状態でお送りするようにはします。また、まだ全体としては手を入れますが、事実関係と表現についてご確認をお願いしますというような添えます。

確認については状況によってはもう少し最後に確認いただく場合もあります。

5.一晩(以上)寝かせる

これがキモ!本当にキモ!
これが書きたいがために、前後書いたくらい!(笑)

このプロセスを入れないと、完成度が低いことが何度かやってみてわかりました。
ある程度形にしたら一旦寝る。これは時間を開けるではだめでした。

当日書いて当日納品は私はあまり得意ではないようです。

寝ることで、翌日見たときに書いた記憶がかなり遠くにあるので、新鮮な気持ちで文章に向き合えるようになるのがコツなのかもしれません。

6.完成度を高めた原稿に作り込む。

文章のおかしいところや、助詞、形容詞など細かいところに手を入れます。
この段階でほぼ完成。

7.原稿のことを忘れる時間を作る。

少し別の仕事をしたり、散歩したり、自転車乗ったりしてここでは軽く時間を置くくらい。
自宅で書いて、事務所に向かうという感じでも大丈夫です。私の場合は。

8.最終的な確認をして納品

最後、表現が統一されているかとかリズムはおかしくないか、誤字脱字などを見て完成です。

 

「ある程度形にしたら一晩寝かす」

この効果たるやすごいものがあります。

  • 要素を書き出す時のマインドマップ
  • 全体構成(流れ)を見る時のマインドマップ

この二つも強力です。

マインドマップと、寝ることをうまく活用して、楽しく文章を書いてくださいね!

 

ブログは比較的行き当たりばったりで書いています(笑)ライブ感もたまには楽しい!

 

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