すべての女性に勇気と自由を「家族無計画」

大好きで大好きでずーっと本になっていろんな人に読んで欲しいと思っていた紫原明子さんの本が出版されました。

紹介したくて一気に読んだのですが、このブログも書いては消し、書いては消し・・・どんな文体でどこから書いたらいいのか考えすぎてもう紹介するのをやめようかと心が折れるところでしたが、絶対読んで欲しい本、それも悩める女性には絶対読んで欲しい本なので、思うがままに書きました。

そもそも私は紫原明子さんの文章が大好きで。
いつから好きかってもう10年以上。
初めて知ったのは「家入明子」さんとして。ペパーボーイ&コーの創業者家入さんの奥様だった時でした。
ただ、ブログを知ったのは当時使っていたWebサービス「petit」の森さんのブログ(か森さんの奥様のブログ)からでした。
後からあの家入さんの奥様なのかーと思って、びっくりしたと同時に、才能ある同士は一緒になるもんだなぁと、その若くキラキラと輝くご夫婦に驚くやら、羨ましく思うやらでした。
さて、女性の生き方といえば、
大学出たら就職し、27,8までには結婚し、30までには第一子を産み、マイホーム購入、そして仕事と家庭を切り盛りする・・・・
このあたりが一般的だと思われているでしょうか。
年はもう少し遅い認識もあるかもしれません。

自分が40代半ばになってみてわかることは、(女の)人生そんなに画一的にはならないってことと、いつ何が起こってもなんとかなるってこと。
そしていつでもなんかしらいう人は必ずいるってこと。
友人たちを見ても、結婚時期から仕事の仕方、子供を産んだ時期や家庭の在り方などそれぞれに違います。

大学を出て就職したものの、海外を何カ国かまわり仕事をし、そのまま現地の人と結婚。その後国際弁護士になり、その後子供を産んでいる友人もいれば、就職し結婚し子供が生まれ、子育てがひと段落した今、自由に海外出張などにも出ている友人もいる。
まだ独身の友人もいれば、何度目かの結婚をしている友人も。

そもそも私だって、大学を出て就職せず、ふと就職したもののその後はフリーランスから起業。結婚は30半ばすぎで年下の夫。子供はいない。

一般的というのがもはやなにかわからないのが本当なのだと感じます。

なのに、まだこの一般的なくくりで悩む女性が少なくないんですよね。今の仕事で時々若い方から相談されたりしますが、結構まだ多くてびっくりします。なんともったいない!なぜなら、一般的を目指しても一般的になんてならないから。

(いい悪いは置いておき)起きたことを受け止めて、その時々の自分にとって一番納得できる、進める選択をしていくしかない。
明子さんは18で結婚し19で子供を産み上場会社のオーナー夫人になり、そこから30前後で離婚に至るという、なかなかできない経験をされていますが、元々の聡明さで目の前に飲み込まれず(飲み込まれそうになったことはおありだと想像しますが)、今やらなくてはならないことに対して、自分ができることがなんなのかを冷静に考え実践され、今に至っていられる。
すごい。ほんとにすごい。尊敬。

こちらの本では、自分に起きたことを伝えられていますが、悲壮感漂う重いものではなく、ふふっと笑ってしまうような表現で読みやすいです。
読み進めるともっと自由でいいということに気づかせてくれる人生指南の本でもあると思います。

特に、「決め事はすべて(仮)でいい」は、そーそー!そうなんだよー!と、うんうんとヘッドバンキングさながらに首を振りながら読みました。

何はともあれ、悩める人はもちろん、様々な人に読んでもらいたい。
読んだら自由になって、よっしゃ行くかと思えます。

家族無計画(紙の本)
http://www.amazon.co.jp/dp/4255009295

kindle版
http://www.amazon.co.jp/dp/B01GTO054Q

考えてみたらこのブログで本を紹介するのは初めてかも!
そのくらい素晴らしい本です。ぜひ!